うつ病 精神障害者とSNS

暖冬の今シーズンではありますが、やはり暖かくなったり寒くなったりと移り変わりが激しく、雨も多いですね。皆様はいかがお過ごしでしょうか?世を混乱させている新型ウイルスの件もありますし、くれぐれも御体調にはお気をつけください。

さて、ここ数回、私自身の事を執筆して参りましたが今回は、障害者と近来蔓延しているSNS(ソーシャルネットワーク)との関係を私個人目線で綴ってみたいと思います。

オンライン上での繋がり

本来のSNS

まず、私にとってSNSとは、『①情報を仕入れるもの。②楽しむもの。③人との繋がりを増やし、喜びや共感を得るもの。』です。それ以上でも以下でもありません。自分の興味のある情報を一早く知ることができますし、又、その事について人々はどんな考えを持っているのか。勿論、そこには学ぶべきものもありますし、全く不要なものもあります。結果、溢れている情報の中から自分はどの情報を元にし言動、行動するのか自分の知識や経験を元に選ぶ。要するに自分の中のアンテナの一つなのです。私はその様にして、SNSを利用しています。

「メディアを制する者は国を制する」という言葉がある様に、多くの政治家の方々も又、古くは活字からラジオ、TV、インターネットとその時代にあったメディアを活用して来ました。そのメディアが現代ではSNSなのではないでしょうか。

例えば「Twitter」一言二言呟くだけで大勢の方々の目に触れます。そのツイートを見た人々は様々な意見、感情を抱くのです。一度のツイートに文字制限はあるものの、何度ツイートしても自由です。又、リアルタイムなので、災害時の避難などの呼び掛けにも大変便利なので、様々な活用性があるSNSであると思われます。

次に「Instagram」こちらは写真や動画だけで情報を伝える事が出来、自分が気になった物や興味のある物の写真や動画を投稿するだけで人々の反響を得る事が出来ます。文章を考える必要がないので簡単と言えば簡単ですし、多くの芸能人達も利用している事から自分の好きな有名人の写真や動画を見るだけでも楽しむ事ができます。ただ、ゴシップ等の情報を得るのは簡単でも世間一般のニュース等の情報を仕入れるのには不向きかもしれません。

そして「Facebook」。世界中で定番中の定番のSNSです。Facebookは実名登録が原則です。その為、先に挙げたTwitterやInstagramよりも真面目に利用している方々が多いのも特徴です。又、多くの企業がアカウントを持ち、情報収集や宣伝活動に利用する為のビジネスアカウントも存在する為、個人としてもビジネス用としても利用できるSNSです。私は個人的に、この3つの中ではFacebookを1番信用しております。何故なら情報も適度に入って来ますし、その情報が多くの方の単なる呟きなどの、やたらめったらのTwitterとは違うからです。

精神疾患者とSNS

精神疾患者の中には依存性の強い方もいらっしゃいます。それが、アルコールなのか、パチンコ等のギャンブルなのか。時には恋愛依存の方も特に女性に多く見掛けられるように思います。その中でも、SNSに依存してしまっている方が非常に多いと感じます。確かに同じ苦しみを味わった者同士のわかりあいや、情報交換、今の自分の体調等をツイートするのは本来の形に相違ないのですが、常に自分の事を言われてないか、自分はTwitter上でどう思われているのか。そういった事が気になり、それがきっかけで、上記にご紹介した3つの中でもTwitterに依存している方が1番多いのではないかと思います。

私は特に悪い事ではないとは思いますが、依存性のある方こそ、SNSではなく他に何か今の自分に出来る最低限の事を一度でもいいからやってみる。それが大切なのではないかと思うのです。SNSに依存してしまうと、常にPCやスマートフォンに張り付いて、その中の正しい情報も間違った情報も判断つきかねなくなってしまえばそこから抜け出すのは相当な覚悟が必要です。先程も申し上げた通り、自分の中の1つのアンテナとして、付き合って欲しいのです。

その世界にドップリ浸ってしまうと、ただでさえ視野が狭くなりがちな精神疾患者なので、アンテナどころかツイートされた文章の良し悪しもの判断も付きにくくなり、迷って、迷って、悩みに陥るという事もあり得ます。

コミュニケーションの場

そしてもう一つ私が懸念するのは、SNSは決して出会い系アプリではないという事です。特にTwitterに多くその様な事例を垣間みますがTwitterで出会い、そのままツイートの言葉を全て信じて相手を全面的に信頼してしまう。これもまた依存の一つと言えるのではないでしょうか。私はもともと依存性は無い方ですが、決して依存が悪いというわけではありません。しかし、顔も見たことのない相手、さらに名前もTwitter上の呼び名。それを全面的に心底から信用してしまうのは危険だと思うのです。精神疾患者となれば特に。

だからこそ私は自分の考えを持つよう心がけ、物事の優劣をつけ、正しいか否かの判断力だけは、調子の良い時は絶対に欠かさないようにチラチラと見る程度です。調子の悪い時はSNSどころではなくなるので、それもまた私には良いことなのかもしれません。

テクノロジー

テクノロジー。目覚しく発展したものです。オンラインも猛スピードで世界に普及しました。しかし、私達の様にまだ未知の医療分野でもがいている精神疾患者にとって、それはどこまで必要なのでしょうか。オンライン上でひとが呟いていることを、いちいち間に受け、偵察したり、嫌な噂を流したり。憂さ晴らしなのかもしれません。病気がそうさせているのかもしれません。でも、一度ご自身を振り返ってみて下さい。肌身離さずスマホを持ち歩き、SNSを覗く。そういった方は依存の入り口に差し掛かっているのかもしれません。精神疾患者にとってのSNS依存はアルコール中毒とさして変わらない病気なのです。それをしっかりと意識した上で、上手くSNSを活用してくださる方が少しでも増えることを祈っています。

Aya

コメントを残す

このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください