うつ病者とお金の問題

Aya

街はキラキラと輝いている12月のはずなのにまだまだ低空飛行の中を彷徨っているAyaです。今日はメンタルクリニックの予約日だったので、久しぶりに太陽の光を浴びました。人々の行き交う姿を見て「ああ、もうすぐクリスマスだなあ」と改めて実感した自分に、なんだかもどかしさを感じたのでした。

さて、私の体調の事はさておき、今回はうつ病者と生活費の問題について執筆したいと思います。皆様、最後までお付き合い下さいませ。

悩み

働く?働かない?

うつ病を発症すると、当たり前ながら体力も思考力も落ちます。以前、スムーズに出来ていた事が出来なくなります。そして、その出来なくなった自分を責め、自己嫌悪に陥ります。その内、周りの人達も気付き、人に言われた事に過敏になって、また自分のせいだと思い込みます。

「自分はここにいていいのか」「自分がいる事で他人に迷惑をかけているのではないか」悩み始めます。悩んで悩んで、結果、休職される方、辞職される方、そのまま悩みながらも働き続ける方、それぞれいます。

しかし、私は働き続ける事はただ悪化するだけだと確信しております。休職でも辞職でもかまいません。とにかく、そういう時は休息が必要なのです。

一旦休職をし、調子が戻ったら復帰する。これも、うつ病を長引かせる原因になると思います。何故なら、「調子が良い=治った」ではないからです。しかし、これについては休職の制度があるならば、それを出来るだけ利用し、休む時はしっかり休む、そして働くを限度まで繰り返しても良いかと私は思います。

辞職。結局はこれが1番の休息への近道であり、うつ病緩和への、近道でもあると考えます。辞職した直後は必要以上に酷く自分を責め、落ち込んだりイライラしますが、その一期を乗り越えることができれば、本当の休息が出来るようになります。うつ病者が一番必要としている事です。

ただ、上述したパターンは、正規雇用されている場合です。私の様な非正規雇用で働いていた者にとっては、休職等、出来るわけもなく、「悩む⇆辞める⇆お金の為に働く」を繰り返し、悪化の一途を辿る事になるのです。

辞職した後の公的手当にも正規雇用されていた方と非正規雇用されていた方にはかなりの差があります。

ややこしい

辞職後の公的支援制度

まずは、医療費を助成する制度として、自立支援制度があります。これは、働きながらでも申請可能です。この制度を利用すると、社会保険加入者は医療負担費が1割になります。国民保険加入者は無料になります。この制度は一年毎の更新ですが、かかりつけの医院、病院の指示に従えば簡単です。

次からがややこしいのですが、

厚生年金だった方は、精神障害1級、2級、3級と3段階あります。一方、国民年金だった方は、精神障害1級と2級だけです。もちろん級によって、受け取れる金額は違います。

障害年金の申請です。これも、厚生年金をかけていた方と国民年金をかけていた方では違ってきますが、まず、病気になって、初めて診療を受けた医院の診断書が必要です。更に、年金滞納時期が長期に渡ってあると、申請すらできません。なので、初めて診察を受けた医院が既に閉鎖されていたり、何年も前で、どの医院に行ったのかわからないという方も申請不可能と言う事になってしまいます。尚、審査に通ると過去5年間分を遡って受給することができます。

申請の仕方は、初診の医療機関の診断書、現在かかりつけの医療機関の診断書、そして、一番やっかいなのが、自分で自分の症状を事細かく記す書類が必要です。そして、国民年金加入者は最寄りの市役所、区役所で、厚生年金加入者は最寄りの年金事務所での申請になります。そうして、だいたい3か月後くらいに結果の通知が送付されてきます。そして、最初の障害基礎年金受給日に、過去遡って申請した金額も振り込まれます。

精神障害手帳については、審査に通ってからでも遅くはないと思います。何故ならその通知書さえあれば申請できるからです。通知書がなければ、これも医師の診断書が必要なので、余計なお金がかかってしまいます。

私の場合はここまでの援助しかうけることができませんでした。

次に、過去1年間の間で10カ月以上雇用保険に入られていた方は、ハローワークにて、失業給付金の受給申請をして下さい。何もなければ3カ月待機での失業給付金が支給されます。

厚生年金に加入されていた方は更に上乗せがあります。障害年金1級又は2級に該当する方は障害基礎年金に上乗せして障害厚生年金を受給する事ができます。

障害年金の申請、受給はとても複雑で、わからない事だらけです。なので、主治医やソーシャルワーカー、公的機関に積極的に質問し、指示を守り、申請して下さい。

でも、、、、

この差は何?お金がない!

先述した通り私は、障害基礎年金と精神障害者手帳だけを受け取っています。勿論それは有難い事です。しかし、もし私が10カ月続けて働く事が出来ていれば、失業給付金も申請できました。そして、もし、厚生年金にずっと加入できていれば障害基礎年金に上乗せして、障害厚生年金も受け取る事ができたのです。

それを思うと、何故こんなに差があるのか、何故もう少しでも、援助の枠を広げてもらえないのか。せめて、国民年金加入者も障害厚生年金に代わる障害国民年金なるものがあっても良いのでは?と悔しくてなりません。

精神障害者にとって、お金の問題は一番の不安をもたらします。先が見えない上にお金がない。➡︎働かなければならない!!となってしまうのです。その為、無理をして働き、悪化や再発を繰り返してしまう方も多いのは事実です。元に私も、何とかして調子の良い時だけの短期のアルバイトをしたりして食いつないでいる状態です。休息は取れるだけとっているつもりですが、もし、もう少し手厚い援助があれば、不安感は減り、希死念慮につながる絶望感を味わわなくて済むかも知れないのです。

私の様に重度寄りの多くの精神障害者はお金の問題で、苦しんでいます。何故ならば働けないから。

障害者枠で働ける方はまだ良い方だと思います。辛いながらも働けている。私の様な者より先を進んでいる。しかも、私は社会不適合者です。会社で働くとまた同じ事の繰り返しになるのは自分が一番良くわかっています。

では、どうすれば良いのか。自分で何かを興すしかない。でも、資金がない。堂々巡りで、また不安定な精神状態になってしまいます。

私は、皆様に知っていて欲しいのです。こうしていればこれだけの援助が受けられる。という事を。私の様になる前に。

道はまだまだ続く

だからこそ今だけを

私は二度と日本の企業では働きません。お金はありませんが、それだけは絶対にしません。何故ならば企業で働く事が死への道だと勘付いているからです。

そうではなく、何か実になる物を模索しながら、でも、先の事は考えず、今だけを思い、毎日を乗り越えているのです。

このブログで何度も申し上げておりますが、私は病気とは一生のお付き合いだと覚悟しています。たとえ、寛解したとしても、それは安定状態が続いているだけで、いつまた再発するかわかりません。いつまたお金が無くなるかわかりません。そういう病気なのです。

だからこそ、今だけを考え、時が来れば私の人生は私が決めるのです。私はそう言う歩み方をするつもりです。


精神障害者とお金の問題。如何でしたか?ご存知でなかった方は是非、知識として片隅に置いておいてください。そして、知らない方に教えてあげて下さい。

今、この瞬間の私はそれをとても強く望みます。

さあ、また明日がやってきます。皆様が明日も1日、穏やかに過ごせます様に。。。

Aya

うつ病者とお金の問題” への2件のフィードバック

  1. 入り口って言うと語弊があるけど、さて働けなくなりましたってときが1番キツイ。
    制度については複雑で、たどり着くまで私も相当の気力が要ったことを思い出しました。

    病のために病にならない様に、導かれるのはもはや運しかないとさえ思います。
    だって、誰も、どこに行っても教えてくれないから。
    なんでなんかね…
    だから私たちは声をあげましょう。
    道はあるよって1人でも多くの人に届くように。

    よろしくお願いします(^-^)v

    1. そうですよね!あの1番キツイ時はまだ受け入れることができていない時なんでしょうね。
      私も制度については複雑すぎて、誰も教えてくれないし、かといって、社労士さんに頼るのも嫌だったので必死でした。
      いつもありがとうございます。
      ご共感頂けて本当に感謝しております。

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