過去、今振り返って④「過去から現在 -うつ病でもきっと大丈夫。今の私なら-」

Aya

ここのところ、「過去」をテーマに執筆して参りましたが、最初はとても怖かった。でも、色々な事を思い出す内に、私が「うつ病、精神障害2級」になってしまった理由のようなものが漠然と見えてきました。今までの人生の過程を振り返る事で私自身、が気付いてなかった私の短所が浮き彫りになったからかもしれません。

だからといって、うつ病が治るわけではありませんが、その「理由」のようなものが見えたことにより、私自身、わかっていなかった自分を発見し、対処方を見出だすことが大切なのかな。とも、思い始めてきています。

今回も前回の続きになりますが、少しずつ光が見えて来た私をお伝えして参りたいと思います。

何も出来ない

本格的な休息とニート生活

世間では「ニート」というのは、悪く受け止められていますが、私はこの「ニート生活」こそが、うつ病には必要不可欠なのだと思います。

『何もしない=休息=うつ病の治療』なのです。私自身、酷い時は動けませんし、なんとか頑張って少しでも食べたとしてもその後の疲労感も酷いです。そしてまず、あまり眠れないので、朝が1番疲れているのです。

うつ病には日内変動というものがあり、朝が1番悪く、夜になるにつれマシになるという傾向が強いです。私も正にそれでした。とにかく朝が最悪で徐々に動けるようになり、夜になるにつれて比較的安定してくる。そういう日々を送っていました。

良くないことはわかっていたのですが、どうにもなりませんでした。ただ一つ、そういう日々を過ごしいてる中で、すごく気が楽になっては来てたのです。

明日の事を考えなくても良い』、『何もしたくなければもう何もしないでいい』そして最後には『もうどーでも良い』とさえ、思い始めていました。後から考えればそれはとても、大事な事だったのだと思います。

この『もーどーでも良い』という、気持ちが一見ネガティブな様でいて、うつ病の人達には案外、必要な感情なのだと思います。

うつ病の人はだいたい、様々な事に神経を尖らせ、先々の事を考え、他人に迷惑にならない様、且つ自分に悪い所はなかったかと振り返り、自身の向上にも繋がる様な道を常に探って生きてきた人達が多いです。

その様な人が『もーどーでも良い』と思えるに至るには相当な人格改善が知らぬ間になされているのだと私は思うのです。

結果的には『何もしない=休息=それが仕事⇨⇨うつ病改善への超初期段階』なのだと思います。

勿論、この「何もしない」間がどれだけ「苦しい」か、どれだけ「情けない」か、どれだけ「孤独」か。どれだけ「消えたい」と思うか。それはもう壮絶な闘いです。

健常者の方には想像もつかないかもしれませんが、本当なのです。そして、一旦スイッチが入ると止まりません。

だから怖いのです。闇に落ちるかもしれない自分が。

『うつ病は心の風邪です』?????

よくそういった文字を目にしますが、そんな甘い物ではありません。それどころかよくそんな事が言えるなあと、「明らかに経験した事のない人の意見」でしょう。

私はうつ病は脳神経伝達の病気」だと思っています。カチカチに固まった脳が何の吸収もできず、何の指示も出せず、心を蝕んでいき、身体の全機能をも落としていくのですから。

それでも、本当に苦しんで、考え抜いて、もがき抜いて、もしやっと一つ、「何かを諦める事に辿り着き、その迷いが吹っ切れ、一つの荷を降す事が出来たなら」それが一歩、いや、半歩の進歩だと思います。

そうやって一つずつ、自分が知らぬ間に覆いかぶっていた鎧を剥がしていく。それが、鬱の底辺から抜け出す時の私のイメージです。

手に入るのではなく、手から離れていく感覚

心が変化を始める時

私の場合、悩み抜いた末、「私は日本社会に馴染めない」と確信し、日本社会に戻ることを諦めました。

それでもお金の為にはお仕事を探さずにはいられなかったので、しつこく探していたのですが、ある日、急に心が「無駄、無駄、無駄」と叫んだ様な錯覚に陥ったのです。

それ以降、お仕事を探す事を止めました。もちろん、「先の事を考えずに」です。少しでも肩の荷が降りました。

そうしてまた、悩みの日々、「じゃ、どうすればいいの?」「やっぱり消えるしか無い」苦しみます。もがきます。

私の場合両親に相談したところで、なんの解決にもならないどころか口喧嘩になりました。ま、予想通りですが。

「ああ、この人はまだ、わかっていない。まだ、うつ病というものを調べさえしていない」「心配している」とは言うが、何の行動も起こさないどころか、私のことが「怖い」とまで言ってのけた母です。

私が次に悩み抜いて思い立った事。それは「親に話すのを止めよう」そう思い始めた事でした。それでも、やはり暫くは悩みの途中なので、報告はしていました。でも、同じことの繰り返し。

私は貴方の事が心配で寝れない」「私は貴方の事がわからない」「私は。。」

自分の愚痴を私に聞かせてるだけですか?もしくは恩着せがましく心配している事を感謝しろとでも???病気の事を知ろうともしない人が更に私に何を求めるの??

ついに私は決心しました。「親にわかってもらうこと、協力を得ること、全て諦めよう」「もう、私の体調の事は何一つ報告しない。するだけ無駄」

そうです。私は日本社会復帰に続き、両親そのものを諦めたのです。

「今まで、何度も掌返しに合っていながらも、真摯に彼らに接していた私が単に馬鹿正直だったのだ。」と。そして、「先の事は考えない。今の事しか考えない」と。


少し話はそれますが、よく皆様は、

「じゃその後はどうするの?」

と聞かれますが、誰にもわからない事をわざわざ何故、当人に聞くのでしょうか?これはうつ病になる前からの私の疑問です。


そしてそれが1番の不安要素であり、うつ病への帰り道を辿る最初の原因になり得るのです。

なので、私は絶対に、先の事は考えない様心掛けています。といっても、調子の悪い時は自然と考えてしまっていますが。。。でも実際、先の事は誰にもわからないのだから、コントロールできる間は直ぐに考えを止めるようにしています。

兎にも角にも私の場合、これらを脱ぎ去る事によりかなり、精神的負担が減ったと思います。

これは余談になりますが、イギリスでは6人に1人がうつ病と言われています。そして、カウンセリングは無料で受けることが出来ます。

日本は3人に1人がうつ病であると言われているのにも関わらず、カウンセリングには保険すら適用されません。何故でしょう。精神的な病いに対する閉鎖的な考えが制度改善までを遅らせている。全く持って精神的な病に対する考えは未だ昭和だと思わざるを得ません。

さて、話は戻り、そういう時でした。私が、少しずつ楽になりつつあった時に彼に再会したのです。昔、私がロンドンに滞在していた頃に知り合ったイタリア人の彼です。

このことについては、「うつ病と恋愛」のページで詳しく綴っておりますので、是非お立ち寄りください。http://aya1718.com/2019/11/12/%e3%81%86%e3%81%a4%e7%97%85%e3%81%a8%e6%81%8b%e6%84%9b/

カチカチの脳に空気が入り始める感覚

そうして私はヨーロッパと日本の遠距離恋愛、一年に最低3ヶ月はヨーロッパに滞在するという生活が始まりました。(うつ病Aya『うつ病でも旅行はできる』https://aya1718.xyz

私の人生は少しずつ動き出した様に感じました。負のサイクルの闇の中の歯車が先ず回り出したのです。

特に日本にいない間は調子良く過ごせます。ただ、帰国した後は疲れや環境の変化から、いつも1ヶ月以上は引きこもってしまいますが😢😢😢

しかし、この移動生活は私にとって、プラスになっているに違い無いと確信しております。そしてやはり、先の事は考えておりません。

いつかあのドアの外へ

というのも、彼との事はどうなるかわかりません。特に国籍も違うので。なので、今、この状態で続いているのであればもうそれでいいのです。

生きている限り、私はこの病気と付き合って行く覚悟はしています。お金もありません。

それでも、私は、「心の貧しい人間にだけはなるまいと固く誓っています。その私の魂を貫くためにも、これから来るたくさんの悩み、苦しみ、身体的な悪化状況にも、耐えるつもりです。

私は1人で戦って来たのです。1番辛い時を一人ぼっちで乗り越えたのです。

そのことだけは決して忘れる事無くこれからも襲ってくるであろう「うつ」という悪に自信を持って立ち向かおうと思います。

そしていつの日か、本当の「光」が私の頭上からそそがれることを期待して。。。

また、その光の中で心から『そりゃ誰もが気楽に生きたいさ』と他人事の様に呟ける日が来る事を祈って。


今回、4回に渡り『過去』をテーマに綴らせて頂きました。まだまだ書き切れていない所もございますが、皆様には御共感頂ける所も、頂けない所も多々あったと予測しております。

しかし、これが私の今までの「鬱人生」であった事には違いありません。

私は今、階段の一段を上ったような気がします。そうして、心の度量がもっと大きくもっと深くなっていけばいいなと心底思っております。

もちろんこれからもどうなるのか全く予想不能ですが、「私のうつ病人生」、失った物ばかりではないと確信しております。

私が成長するに当たり必要な過程だったのかもしれません。ま、それにしては、いささかハードすぎますが(笑)(笑)(笑)

さて皆様、『そりゃ誰もが気楽に生きたいさ』次回のテーマは何にいたしましょう?(笑)皆様、楽しみにして頂ければ私、幸甚でございます。        Aya

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